SNSの企業アカウンを運用していて、フォロワー数を増やすことが目的になっていませんか?
フォロワー数やいいねの数が増えてはいるものの、それが成果に繋がっているか不安になっている担当者の方もいるのではないでしょうか。
全てのSNS企業アカウントの成果が”フォロワー数を増やす”ことではないはずです。
この記事は、ついついフォロワーの数を追いかけてしまっているけど、このままでいいのか不安になっている、できれば成果に繋がるSNS運用をしたいと思っている方に読んでいただきたい記事です。
企業がSNSアカウントを運用する目的は?
御社がSNSアカウントを運用している目的はなんでしょう。即答できますか?
「他の会社もSNSをやっているからうちも」と始めてしまう企業がほとんどです。
そしてプライベートでSNSを使い慣れている社員に丸投げしている企業も多いかと思います。
事業の成果に繋がるSNS運用をしたいのであれば、SNSを使う目的から明確にしてください。目的を明確にすることでSNS担当者がSNSで何を発信したらいいのかわかり、楽に成果に繋がる運用ができるようになります。
SNSを使う目的とは、
- 認知拡大
- ユーザーとの繋がり
- 自社サイトへの誘導
- 同業他社に対する優位性
などです。
確かにBtoCのビジネスであればフォロワー数は多いに越したことはありませんが、BtoBのビジネスでは運用方法も違うはずです。
SNSの運用目的に合ったKPIを設定しましょう
ビジネスでSNSを使うのであれば、ただ使うのではなく、指標となるKPIを設定しましょう。
※KPI(ケーピーアイ)「Key Performance Indicator」の略で、最終目標の達成度を測る、中間目標となる指標です。
そのKPIは目的に紐づいている必要があります。
例えば、
認知拡大を目的に使うのであれば、フォロワー数インプレッション数、エンゲージメント率
ユーザーとの繋がりを目的に使うのであれば、エンゲージメント数、エンゲージメント率など
自社サイトへの誘導が目的であれば、リンククリック数、指名検索数など
同業他社に対する優位性が目的なら、フォロワー数、ファン数など
その他、UGCの数、ポジティブワード率、ネガティブワード率などをKPIとして設定するケースもあります。
そうなると、まずはSNSを使う目的を決めないとなりませんね。
SNSの運用企画書を作ることが大切
では、なぜ運用をしているちにフォロワーを増やすことが目的になってしまうのでしょうか。
たぶん上司に報告するのに一番わかりやすいのがフォロワー数だからではないですか?
SNSに余り詳しくない人に報告するのに「フォロワーが〇千人を超えました」「いいねの平均が〇百くらいはつくようになりました」など、わかりやすいですもんね。
そうはいってもフォロワー数が増えただけで成果に繋がっていないとしたら、そのまま続けるのは良くありません。
1万人のフォロワーがいても会社の利益に繋がらないSNS運用と、フォロワー数は1,000人だけど自社のファンを集めて成果に繋がる運用と、どちらが会社のためになるでしょうか。
ここまで読んできて、「あ、フォロワー数を増やすことが目的になってしまっていたな」と気付いた人もいますよね。
しかしどうすればいいかわからないというのが本音ではないでしょうか。
企業のSNS運用は個人のアカウント運用とは違います。
成果に繋がる運用をするためには、どのようにアカウントを運用するのか、SNSの運用企画書を作ることから始めてください。
SNS運用の目的を決めターゲット設定、利用するSNSの選択や集客方法、投稿頻度などを決めていきます。緊急時の対応などもしっかりと決めておきましょう。
SNSマネージャー養成講座では、初級講座でSNSの全般について学び、上級講座では運用企画書を始め、SNSの運用レポート、炎上事例集、トレンドレポートなどを実際に作っていきます。
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