SNSマーケティングセミナーで良くいただくご質問に「SNSに何を投稿したらいいのかわからない」があります。
アカウントは作ったけど何を投稿したらいいのかわからず、使っていない企業様が結構いらっしゃるのです。
SNSを使う目的から決める
SNSを運用する際には、まず使う目的から決めていただきたいのです。
例えを出しますと
- 認知度拡大
- ユーザーとの交流
- 自社サイトへの誘導 などです。
目的を決めずに使おうとすると「何を投稿したらいいのかわからない」になってしまうものですが、使用する目的が決まると投稿する内容も浮かびやすくなるかと思います。
投稿内容はユーザーが求めていることから考える
次に目的にあったターゲットを設定します。そのターゲットが求めていることは何でしょうか。
「自社製品がないから投稿できない」というお声をいただいたこともありますし「扱っている商品にブランド力がない」というご相談もいただいたことがあります。
有形の商品ではないとしたら販売しているのは技術でしょうか。その技術を動画にして投稿するも一つの手です。
今はスマートフォンで簡単に動画を撮影することができます。技術を撮影するなら、短時間にまとめられるタイムラプスがお勧めです。
SNSではメイキング動画を目にすることも増えてきました。タイムラプスを使い自社商品を作り上げるまでの工程を動画にしたら興味を惹きつける動画になります。
修理であればお客様の持ち物に施している工程の動画にして投稿したら、持ち主のお客様は嬉しいでしょうし、それを見た未来のお客様も興味を持ってくださるかもしれません。
ブランド力についても買いたい人はそれを求めていないかもしれません。ユーザーが貴社に求めていること、何を投稿したら喜んでもらえるだろうかという方向から考えるといいかもしれません。
SNSでは相談できる店員さんに
冒頭で「SNSを使う目的から決めてもらいたい」と書きました。
SNSの運用を始めたものの「頑張った割には売れない」となってしまうのもよくあるケースなのですが。SNSを使う目的が「販売」だとしたら、確かにそうかもしれません。
ただ、多くのSNSユーザーは、何かを買いたくて見ている訳ではないのです。即販売に繋げることを目的にSNSを使い始めると、成果として出ていないように感じてしまうかもしれません。
認知度拡大を目的として使うのであれば、今まで貴社のことを知らなかったユーザーを知ってくださった方が増えれば目的は果たしていますよね。
自社サイトへの誘導を目的として使うのであれば、自社サイトのアクセス解析でSNSからの流入が増えれば、SNSを利用する意味はありますよね。
何か買うつもりで見ていた訳ではないのに、貴社のことを知ってくれる。貴社の商品に興味を持ってくれたユーザーがゆくゆくは貴社のお客様になってくれる可能性があるのがSNSです。
双方向でコミュニケーションが取れるSNSだからこそ、何でも相談できる気のいい店員さんになってユーザーとの触れ合いを大切にし、貴社のファンを増やしていただけたらなと思います。
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